筋トレが免疫力に与える影響とは?
最近、風邪をひきやすくなった気がする…そんな悩みを抱えていませんか?
実は、筋トレが免疫力を高めるのに効果的だということをご存じでしょうか。
コロナ禍を経て「免疫力」への関心が高まるなか、筋トレがその向上に寄与するという研究結果も出てきています。
週に2〜3回、30分程度の筋トレを行うことで、免疫細胞の活性が高まり、風邪やウイルスへの抵抗力が上がることが分かっています。
筋トレによって分泌される「マイオカイン」と呼ばれる物質は、炎症を抑え、免疫系を調整する働きがあると言われています。
つまり、筋肉を鍛えることが「病気に強い身体づくり」に直結するというわけです。
初心者でもできる免疫力アップ筋トレメニュー
「筋トレってジムに行かないとダメ?」と思っていませんか?
自宅でも十分に効果のある筋トレはたくさんあります。忙しい社会人でもすき間時間に取り入れられるメニューをご紹介します。
スクワット
太ももやお尻など大きな筋肉を動かすことで、全身の血流を促進し免疫細胞が活性化します。
1日10回×3セットから始めましょう。
深くしゃがみすぎると膝を痛める可能性があります。膝がつま先より前に出ないよう注意。
プッシュアップ(腕立て伏せ)
胸や腕の筋肉だけでなく、体幹も使うことで代謝がアップ。
基礎代謝が上がれば免疫機能も高まりやすくなるため、実は全身の健康に効果あり。
プランク
姿勢を維持する筋肉が刺激され、インナーマッスルが鍛えられます。
30秒から始めて、1分を目指しましょう。
筋トレがもたらすその他の健康メリット
筋トレは免疫力向上以外にも、さまざまな恩恵を与えてくれます。
例えば、ストレス軽減、睡眠の質向上、ホルモンバランスの改善などです。
ストレスを和らげる
筋トレを行うとエンドルフィンという“幸福ホルモン”が分泌され、ストレスを軽減します。
これは心身のバリア機能を整えるのに重要です。
睡眠の質が向上する
筋肉を使うことで体温の上下動が生まれ、自然な眠気が促されます。
結果的に深い眠りを得やすくなり、免疫機能の回復もスムーズになります。
ホルモンバランスが整う
筋トレは成長ホルモンやテストステロンなど、健康に欠かせないホルモンの分泌を促します。
無理なトレーニングや過度な疲労は逆に免疫力を低下させる恐れがあります。適度な運動と休息が大切です。
筋トレ習慣化のコツと初心者のよくある失敗
「やる気はあるけど続かない…」そんな悩み、よくありますよね。
ここでは、習慣化のコツと初心者がやりがちなNG例をご紹介します。
まずは「続ける」が目的
理想の身体を目指すより、「週に2回やれたらOK」くらいのハードルで始めましょう。
NG例1:毎日やろうとして挫折
毎日やらなきゃと気負うと、疲れている日にやらなくなり、そのままフェードアウトしがちです。
NG例2:フォーム無視で負荷重視
負荷を優先しすぎてケガをする人も多いです。
正しいフォームで効かせることが免疫力向上にもつながります。
コツ:記録とご褒美
日々のトレーニングをアプリやノートに記録し、小さなご褒美を設定して継続モチベをキープしましょう。
まとめ:筋トレで免疫力も人生も上向きに
筋トレは見た目を変えるだけではありません。
免疫力を高め、病気に負けない身体と心を作る力があるんです。
はじめの一歩は小さくてOK。
スクワット10回から、今日始めてみませんか?
日々の中に筋トレを取り入れて、健康で活力ある毎日を手に入れましょう!