「猫背が治った!」筋トレで姿勢が変わる理由と効果的メニュー5選

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筋トレを始めてから「猫背が治った気がする」と感じたことはありませんか?
もしくは「猫背改善に筋トレって効果あるの?」と疑問に思っているかもしれませんね。

かくいう私も、もともとひどい猫背で、デスクワーク中心の生活をしていた頃は首が前に出て、肩が丸まり、写真を見ては「自分ってこんなに姿勢悪かったんだ…」と凹む毎日でした。

でも、筋トレを習慣化して3ヶ月経ったころ、自然と姿勢が良くなっていることに気づいたんです。
特別に「姿勢矯正」の意識をしたわけではなかったのに、明らかに猫背が改善されていた──。

この記事では、筋トレが猫背改善にどんなふうに役立つのか?そして、初心者がやりがちな失敗とその回避法までを、私の実体験も交えつつ解説していきます。

筋トレで猫背が治る理由とは?

そもそも猫背ってどんな状態?

猫背とは、背骨のS字カーブが崩れてしまい、首が前に出て、肩が内巻きになり、背中が丸くなる姿勢のことを指します。
長時間のスマホやPC作業が続くことで、姿勢を維持する筋力が低下し、だんだんと崩れていくのが原因です。

猫背になると、肩こり・首こり・疲れやすさ・集中力低下など様々な不調につながります。

筋トレがもたらす「姿勢改善」の仕組み

筋トレで姿勢が良くなる理由は、主に次の3つです:

  • ①背中(脊柱起立筋・僧帽筋)が鍛えられ、自然と胸が張れるようになる
  • ②腹筋・体幹が安定し、骨盤の傾きを正せる
  • ③肩甲骨周りの可動域が広がり、巻き肩が改善

私が始めたのは、ジムでのベーシックなラットプルダウンバックエクステンションなど。最初は1セット10回でもキツかったですが、続けていくうちに、気づけば椅子に座ったときの姿勢が「楽にまっすぐ」になっていました。

猫背が治ったと実感した瞬間

個人的に「あ、猫背じゃなくなってるかも」と思えたのは、写真を見返したときと、人から言われたときでした。

特に母親に「なんか背中シャキッとしてきたね」と言われたときは嬉しかったですね(笑)。
自分では気づきにくいけど、他人の目線は意外と正直

猫背改善を目的に筋トレを始めるなら、結果が見えるまでに「少なくとも2〜3ヶ月」はかかるので、焦らず継続を。

注意!逆に悪化するケースもある

実は私も一度やらかしました…。

フォームを間違えて胸より腕の筋肉ばかりを鍛えていた時期逆に肩が内巻きになって猫背が悪化してしまったんです。

前側(大胸筋・上腕)ばかりを鍛えすぎると、バランスが崩れて巻き肩・猫背が進行することも。

だからこそ、背中・肩甲骨周り・体幹の「引っ張る筋肉」もバランスよく鍛えるのが大切です。

猫背改善に効果的な筋トレメニュー5選

ここからは、実際に猫背改善に役立ったトレーニングメニューを具体的に紹介していきます。
自宅でもできるもの、ジムでの本格的なもの、両方を組み合わせて紹介するので、自分のライフスタイルに合ったものを選んでください。

①バックエクステンション(背筋)

自宅でもマット1枚あればできる、超シンプルだけど超効くトレーニングです。
うつ伏せで寝た状態から、背中を反らせるように上体を持ち上げる動作で、脊柱起立筋を鍛えます。

  • 目安:10回×3セット
  • ポイント:反動を使わず、ゆっくり丁寧に行う

反らせすぎて腰を痛めないよう注意!胸を開く意識を持つと◎

②ラットプルダウン(ジムマシン)

これは猫背対策として最強レベルの種目です。
バーを上から引っ張る動作で、広背筋〜僧帽筋をしっかり刺激できます。

最初は軽めの重さで、フォーム重視がおすすめ。
肩甲骨を下げて寄せるイメージでやると、巻き肩改善に繋がります。

  • 目安:10〜12回 × 3セット
  • 注意点:首をすくめず、胸を張ること

③フェイスプル(ケーブル or チューブ)

肩甲骨周りの可動域を広げる種目として、トレーナーにもよく勧められる種目です。
ゴムチューブを使えば自宅でも代用可能です。

ポイントは肘を引いたときに「W」の形を作ること。
僧帽筋・リア(三角筋後部)をしっかり使えます。

④プランク(体幹)

姿勢を支えるためには、背中だけでなく体幹(コア)を鍛えることも重要。
プランクは見た目以上にきついですが、慣れると効果絶大です。

  • 目安:30秒〜60秒 × 3セット
  • フォーム:一直線を意識。腰が反らないよう注意。

猫背改善=背筋!と思われがちですが、実は腹筋・体幹とのバランスが大事なんです。

⑤ヒップリフト(骨盤矯正)

骨盤の傾きも猫背の原因になります。
ヒップリフトは骨盤を立てる筋肉(大臀筋・ハム)を鍛えることで、下半身から姿勢を整える効果があります。

  • 目安:10〜15回 × 3セット
  • 意識ポイント:お尻をしっかり締める!

初心者でいきなり全部は難しい…という方は、まずは週2〜3回、①と④から始めてみましょう
私も最初はバックエクステンション+プランクしかやっていませんでした。それでも徐々に背筋がつき、姿勢が良くなってきたんです。

忙しい人は「ながらトレ」もおすすめ。歯磨き中にヒップリフト、動画を見ながらプランクなど。

フォームを間違えると逆効果

猫背改善のために筋トレをしているのに、姿勢が崩れるようなフォームで行うと本末転倒です。

  • 肩がすくんでしまう
  • 背中が丸まってしまう
  • 反動を使って動いている

フォームが崩れると、猫背が悪化する可能性も。最初は鏡の前で丁寧に。

おすすめは、最初の1〜2回はYouTubeやジムトレーナーで正しいフォームを確認してから始めること。
一度体に正しい動きが染みつけば、あとは習慣化もスムーズです。

猫背改善トレーニングを継続するコツとQ&A

継続のカギは「少しずつ」と「記録」

猫背を改善するには数日では効果が出ません
だからこそ、筋トレを「無理なく続ける仕組み」を作ることが大切なんです。

私が実際に続けられたのは、以下のような工夫をしたからでした:

  • トレーニング内容をノートやアプリで記録
  • 鏡で姿勢の変化を定期的にチェック
  • ご褒美を決める(週3日できたらアイスOKなど)

変化を「見える化」することで、モチベーションが継続しやすくなります。

猫背改善のビフォーアフターを写真で比較

姿勢って、日々の変化には気づきにくいんですよね。
でも、1ヶ月前と比べた写真を並べてみると、背中や肩のラインが明らかに変化していて驚いたことがあります。

おすすめは、横からの写真を1〜2週間おきに撮っておくこと。
首の位置、背中の丸まり、肩のラインの角度など、目に見えて改善されていきますよ。

初心者がよく抱える疑問Q&A

Q. 姿勢矯正ベルトより筋トレの方がいいの?

A. 姿勢矯正ベルトは一時的なサポートにはなりますが、根本的な改善は「自力で姿勢を支える筋力」が必須。筋トレの方が持続効果が高いです。

Q. 筋トレは毎日やるべき?

A. 筋肉は回復時間が必要なので、基本は週2〜3回の頻度でOK。
むしろ毎日やるとオーバーワークで逆効果になることも。

Q. ジムに行かないと無理?

A. 自重トレやチューブ、ペットボトルなどでも十分効果あります。
ただ、ラットプルダウンなどのマシン系が使えるとより効率的、というのが正直なところです。

猫背改善は「ジムに行けるかどうか」より「週に数回、継続できるかどうか」が重要!

まとめ:猫背を直すなら、まず筋トレを習慣にしよう

猫背は意識だけでは治りません。
むしろ「意識してもすぐ戻ってしまう…」という悩みこそ、筋肉不足が原因です。

筋トレを取り入れることで、背中や体幹の筋肉が強化され、自然と正しい姿勢をキープできる身体に変わっていきます。

私自身、筋トレ前は常に肩が内側に入り、写真を撮られるのが嫌でした。
でも今では、姿勢が良くなって人前でも自信が持てるようになりました。

猫背が気になる方、そして「どうせなら健康的な体も手に入れたい」という方には、筋トレこそ一石二鳥の最強手段です。

さあ、今日から少しずつ、始めてみませんか?
あなたの「背筋ピン!」の未来は、きっとすぐそこです。

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