筋トレを始めたばかりの頃、ふと気になるのが「これってどのくらいカロリー消費できてるの?」という疑問。脂肪を落としたい、体を引き締めたい、でも忙しくて運動時間が限られている…。そんな筋トレ初心者や社会人の方に向けて、筋トレの消費カロリーのリアルをわかりやすく解説します。
この記事では、筋トレの消費カロリーの目安や有酸素運動との違い、効果的にカロリーを燃やす工夫まで紹介。ありがちな失敗や実体験も交えてお届けします。
筋トレの消費カロリーってどれくらい?
筋トレ1回あたりの消費カロリーの目安
実は、筋トレの消費カロリーは意外と少なめなんです。例えば、体重60kgの人が30分間の中強度トレーニングをした場合の消費カロリーはおよそ150〜200kcal程度。ウォーキングよりは高いけど、ランニングや水泳ほどではありません。
筋トレは「燃焼」よりも「代謝アップ」が本領発揮。トレーニング後もカロリーを消費しやすい体に変わっていきます。
部位や種目で異なる消費カロリー
筋トレとひとくちに言っても、「どこの筋肉を使うか」「どれだけ大きな筋肉か」で消費カロリーは変わります。以下におおよその目安を紹介します。
- スクワット(全身・大筋群):約7kcal/分
- 腕立て伏せ:約5kcal/分
- 腹筋:約3kcal/分
つまり、太もも・お尻・背中などの「大きな筋肉」を使う種目は、消費カロリーが高めなんです。
初心者が勘違いしがちなポイント
「30分筋トレすればケーキ1個分燃える」…は少し誤解。実際は200kcalもいかないことも多いです。
とはいえ、筋トレの価値は消費カロリーだけじゃないんです。次の章では、筋トレが「痩せ体質」に導く理由を見ていきましょう。
筋トレの消費カロリーが少なくても効果的な理由
アフターバーン効果で「あとから燃える」
筋トレの最大の魅力は「アフターバーン効果」。これはトレーニング後も体が活性化され、数時間〜1日程度、通常より多くのカロリーを消費し続ける現象です。
とくに高強度・全身を使うトレーニングでは、この効果が出やすい傾向にあります。
基礎代謝が上がって痩せやすくなる
筋肉はカロリーを消費する組織。つまり、筋肉量が増えれば、何もしていなくても消費するエネルギーが増える=太りにくくなるというわけです。
筋トレは「未来の消費カロリー」を育てる投資です。
有酸素運動との違いと使い分け
消費カロリーだけで言えば、ランニングや水泳などの有酸素運動のほうが多いです。でも、筋トレは「太りにくく、引き締まった体」をつくるベースになるんです。
筋トレをせずに有酸素だけでダイエットすると、筋肉も落ちて「やつれた見た目」になることも。
筋トレの消費カロリーを最大化するコツ
インターバル短め&複数種目を組み合わせる
筋トレの合間の休憩(インターバル)を短くし、複数の部位を連続で鍛える「サーキットトレーニング」を取り入れると、心拍数が上がり脂肪燃焼効果もUPします。
例:スクワット→腕立て→腹筋→休憩30秒…を3セット。
大きな筋肉を優先的に鍛える
脚・お尻・背中など「大筋群」をメインにすると、短時間でも効率よくカロリーが燃やせます。
週2〜3回でも効果は出る
毎日ガチでやる必要はありません。週に2〜3回、しっかり追い込めば十分です。実際、筆者も週2回+通勤ウォーキングで5kg減量しました。
最初から完璧を目指さず「継続できるライン」で始めましょう。
【まとめ】筋トレの消費カロリーは少なめ。でも効果は大きい
筋トレの消費カロリー自体は、そこまで高くありません。でも、筋肉量UPによる代謝向上・アフターバーン効果・引き締め効果など、目に見えないメリットがたくさんあります。
「痩せる=走る」の時代はもう古い。筋トレこそ、未来の体型と健康をつくるベースです。
まずは1日10分から、筋トレのある生活を始めてみませんか? 自分に合った種目を選んで、無理なく、でも着実に。
今後も、初心者でも続けやすい筋トレの知識やライフハックを発信していきます。ぜひブックマーク&シェアして、習慣化のきっかけにしてくださいね!