【筋トレ初心者必見】ゆっくり?早く?動作スピードで筋トレ効果が激変する理由とは

筋トレ ゆっくり早くどっち 知識・理論

筋トレ初心者の頃、私もよく悩んだのが「筋トレって、ゆっくりやるべき?それともテンポよくやった方が効くの?」という問題でした。
ジムで周りを見ても、速いリズムでバンバン動く人もいれば、めちゃくちゃゆっくりフォーム重視でやってる人もいる。
どっちが正解か、迷いますよね。

この記事では、「筋トレ ゆっくり早くどっちが効果あるの?」という疑問を、筋トレ初心者の視点で徹底解説。
・筋肉の成長にどう影響するのか
・種目によって変えるべきなのか
・私自身がやってきた失敗と成功の例
を交えて、あなたに合ったやり方をわかりやすく提案します。

結論から言えば、「どちらも正解。でも目的によって変えるべき」です。
では、どうやってその目的に応じたやり方を選ぶのか。
それをこれから、3つのセクションに分けてお話ししていきます。

1. ゆっくり筋トレは筋肉に効く?効果と注意点を解説

ゆっくり動作の筋トレ、つまり「スロートレーニング」は、筋トレ初心者にとって非常に有効な手段のひとつです。
なぜなら、筋肉への負荷時間(TUT: Time Under Tension)を長くすることで、筋肥大を促進できるからです。

スロートレーニングのメリットとは?

具体的には、例えばベンチプレスを行うときに「2秒で下ろして、2秒で上げる」ではなく、「4秒かけて下ろして、3秒で上げる」など、動作を意識的にゆっくり行うことで、以下のようなメリットがあります。

・筋肉への刺激時間が長くなる
・フォームを意識しやすく、ケガ予防になる
・少ない重量でもしっかり効く

私の失敗談:焦ってテンポ重視にして効果が落ちた

実は私も初心者の頃、回数をこなすことばかり意識して「1秒で上げて1秒で下ろす」という早い動作で筋トレしていました。
結果どうなったかというと…

・筋肉痛が起きない
・筋肉の張りを感じない
・見た目の変化が全くなかった

そんなとき、筋トレ上級者に教わったのが「効かせたいならスローでやってみろ」というアドバイス。
実際にゆっくりやってみると、初めて「狙った部位がプルプル震える感覚」を実感できました。

スローでやるときの注意点

ただし、スロートレーニングには注意点もあります。

・スローすぎてフォームが崩れると意味がない
・集中力が続かないと、後半に雑になる
・重さを軽くしすぎてしまうと刺激が足りない

初心者はまず「3秒で下ろして、2秒で上げる」くらいを目安にしてみましょう。
これだけで、筋トレの「効かせる感覚」がぐっと掴みやすくなります。

次のセクションでは、逆に「テンポを速くしたほうが効果的なケース」について解説していきます。

2. テンポを速くする筋トレは効果がある?目的別のメリットとは

スローが良いって聞いたけど、テンポよくやってる人も多いし…」と感じたこと、ありませんか?
結論から言うと、筋トレにおいて「速さ」も立派なテクニックのひとつです。
特に、筋トレ初心者の方でも目的や狙いが明確ならば、速いテンポでのトレーニングは大いに意味があります。

動作を速くすることで得られる効果

まず、動作スピードを上げることで得られる効果は以下のとおりです。

・爆発的な力(瞬発力)を養える
・神経系が刺激され、筋出力が高まる
・アスリート的な動きの質を高められる

例えば、「ジャンプ力をつけたい」「スポーツのパフォーマンスを上げたい」といった目的には、速く動かす筋トレ(パワートレーニング)が適しています。

初心者にもメリットあり!ただし注意点も

初心者でも、テンポを早めたトレーニングにはメリットがあります。
とくに筋トレの習慣化リズムを掴むという点では、スローよりも気楽に取り組みやすいです。

私も仕事が忙しくなった時期は、短時間・高テンポのトレーニングを多用していました。
それでも筋力は徐々に上がっていき、トレーニングを続ける「楽しさ」を感じられたんです。

●たとえばHIIT(高強度インターバルトレーニング)やサーキットトレーニングなどは、速く動かすメニューが多め。
忙しい社会人にも人気のトレーニング法です。

速い動作の注意点:フォーム軽視とケガ

ただし、テンポを上げる場合はフォームの崩れや関節への負担に注意しなければなりません。

・反動で持ち上げてしまい、筋肉に効かない
・膝や腰に負担がかかる
・対象部位ではなく「勢い」で上げるクセがつく

特にダンベルカールやベンチプレスのような動作では、スピードにこだわりすぎると「効かせる」よりも「終わらせる」ことが目的になってしまいます。

速く動かすなら、最低限以下のポイントを意識しましょう。

・可動域はしっかり使う
・速い中にもコントロールを失わない
・力を入れるポイント(収縮時)を逃さない

私のおすすめ:ウォーミングアップは速く、本番はコントロール重視

私がよくやるのは、1〜2セット目はテンポ早め、3セット目からゆっくりという使い分けです。
身体を温めつつ、最後はしっかり筋肉に効かせる、このバランスがとても効果的でした。

このように、速く動かすトレーニングにも正しいタイミングと目的があります。
次のセクションでは「じゃあ、どの種目でどう使い分けるのがベストなの?」という具体的な選び方を解説していきます。

3. 筋トレは「ゆっくり」と「早く」をどう使い分けるべき?種目別ガイド

ここまでで、「ゆっくり」が効く理由と「早く」が活きる場面を理解してもらえたと思います。
このセクションでは、代表的なトレーニング種目ごとに「どちらを意識すべきか」を具体的にまとめました。

ベンチプレス・ダンベルプレス

おすすめ:基本はゆっくり
特に下ろす動作(ネガティブ動作)を意識的に3秒程度にすると、胸にしっかり効きます
上げるときも勢いではなく、コントロール重視で。

スクワット(自重/バーベル)

おすすめ:フォーム安定まではスロー、慣れたらテンポアップOK
初心者は膝の位置や重心がブレやすいため、最初はゆっくりフォームを確認しましょう。
フォームが安定してきたら、リズムよく行うことで心拍数を上げ、脂肪燃焼効果も期待できます。

腹筋(クランチ、レッグレイズ)

おすすめ:超ゆっくり
腹筋は反動がつきやすく、テンポを上げると全然効かないという結果に。
1回1回をしっかり意識して行いましょう。
5秒で上げて5秒で下ろす」なんて超スローでも◎です。

HIIT系トレーニング(バーピー、ジャンプスクワットなど)

おすすめ:テンポ重視
このタイプのトレーニングは、そもそも「心肺機能向上」「脂肪燃焼」が目的。
動作スピードとリズムが重要なので、フォームが乱れない範囲でテンポよく行いましょう。

懸垂やチンニング

おすすめ:最初はゆっくり、慣れたら速さもOK
ぶら下がる系のトレーニングはフォームが崩れやすいので、特に初心者はネガティブ動作(ゆっくり下ろす)を重視。
慣れてきたら、スピードを意識して爆発的に引き上げるのも効果的です。

ポイント:
種目の特性とあなたのレベルに合わせて、「ゆっくり」「速く」を切り替えるのがベスト!
一貫して大事なのは「効かせている感覚」を失わないことです。

まとめ:ゆっくりも早くも正解!目的と段階で選ぼう

筋トレ ゆっくり早くどっちが効くの?」という疑問に対する答えは、一律ではなく、あなたの目的次第です。

●筋肉を大きくしたい・効かせたい ⇒ ゆっくり
●パフォーマンスを上げたい・心肺も鍛えたい ⇒ 早く

そして何より大事なのは、やっていて「効いてる感覚」があるかどうか。
回数やテンポより、筋肉との対話を大事にしましょう。

ちなみに私は、今日は効かせたい日 ⇒ スロー時間がない日 ⇒ テンポ重視というように、日によって使い分けています。
そうすることで、無理なく筋トレを習慣にできるようになりました。

あなたもぜひ、自分に合ったスピードを探しながら、筋トレをもっと楽しんでください。

次回のトレーニングでは、「今日はゆっくり効かせてみよう」「テンポ上げて心拍数上げよう」と意識してみてください!

小さな変化でも「考えてトレーニングする」ことが、成果への近道です。
今日の筋トレに、1つでも実践してみてくださいね!

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